資産運用における投資のプロと自己運用の違いは?〜プロ投資家の技を参考にする重要性・個人運用で勝ち続ける条件〜

資産運用における投資のプロと自己運用の違いは?〜プロ投資家の技を参考にする重要性・個人運用で勝ち続ける条件〜

私は一部個人で運用も行っておりますが、資産の大部分を投資のプロであるヘッジファンドに預けております。

一時期は投資信託での運用も実施していましたが、これまで様々な運用方法を試してきた私の目線から、プロに預ける場合と自分で資産運用する際の違いについて説明していきたと思います。

 

自己運用のメリットと考え方

自己運用の最大のメリットはやはり、手数料が掛からず発生した損益が丸々自分の利益に転がりこんでくることです。自分の腕次第で、リターンは青天井です。

 

株の個人運用

 

一方、プロに預ければ当然お金が掛かってきます。例えば「投資のプロ」が在籍する投資信託やヘッジファンドに預ける場合は個人で株を運用するよりも割高になります。

 

投資のプロ

 

然し、これってどの業界でも一緒ですよね。例えば外食産業を例にとると分かり易いと思います。

もし、プロと同じ材料を買って、プロと同様の味が出せて、更に買い出しから最後の皿洗いまでをこなすことを苦に感じないのであれば自分で作った方が安価に食費を抑えることが出来ます。

 

レストランで出される料理

 

レストランで出される料理から原材料を引いた金額(以下、付加価値料と定義します)というのは、プロの技術料、買い出し、調理の手間、皿洗いの時間量を金額という分かり易く表したものです。

 

この付加価値料が個人的に払う価値がないというのであれば、多少味は落ちるかも知れませんが、あまり腕はよくないけど付加価値料が低いレストランにいく、又は時間もかかるし味も落ちる自炊という選択肢を合理的にとることになります。

 

 

投資においても全く同じことがいえます。

 

仮に自分がプロ以上の運用成績を残すことが出来るという自負があれば自分で運用するのが最適な行動であると言えます。

事実世の中には雑誌で特集されているように、長期間運用を行い億を超える資産を築いている人も存在しています。

 

個人運用で継続的に勝ち続ける条件

個人で高いリターンを出す投資家の特徴としては投資経験が10年以上にわたっており、投資に慣れています。これは実際に投資をした経験がある人にしかわからないと思うのですが、

 

日々自分の資産が目まぐるしく動くのは最初は心理的負担が大きく常に気になり仕事をはじめ日常生活に支障をきたします。

 

株価変動

 

更に一部にはサラリーマンとして仕事をしながら、という人もいますが本当に成功している人は専業トレーダーとして、株式投資に専念しています。もうこうなってくると素人ではなく、それを生業にしているのでプロといえますね。

 

話を戻して、この心理的な壁を超えるのは前提として、次に必要になるのは知識です。

 

個人で株式投資を行う際の運用手法として、このブログでもさんざん紹介しているバリュー株投資、成長株に投資をするグロース株株投資、チャートの形だけで投資を判断するテクニカル分析という投資手法が主な投資手法だと思います。(他にもTVで有名な桐谷さんの優待投資や新規公開株に投資するIPO投資などがあります)

 

ベンジャミン・グレアムの投資対象『ネットネット株』を分かり易く解説

 

バリュー株投資とは「割安」な株式銘柄を財務諸表から読み解き、将来株価が高騰することを見込んで実行する投資です。

バリュー株投資を行うには財務諸表を分析する知識が必要ですし、資金力がない個人では万年割安株に投資し、株価はさがらないまでも上昇しないという、もどかしい時期を過ごすということになりかねません。これが個人でバリュー株投資を行う上での欠点となります。

 

個人で行う場合に更に必要になるのは、今後注目されるイベントがあるか、時代的に注目されやすい銘柄で脚光を浴びて適正な価格まで株価が上昇するかを見極める慧眼も必要となってきます。

 

 

次にグロース株投資ですが、将来の成長を先取りして株価が上がっていく為、この期待を上回る成長を投資しようとしている銘柄が実現できるのかということを分析する必要があります。

 

真剣に行うのであれば、財務諸表、中期経営計画を読み込むだけでなく、実際に投資を検討している会社の製品や工場、販促手法について調査し、成長余地がどれほどあるかを分析していかなければいけません。

正直仕事をやめて株式投資に専念すべきというくらい難しいです。

 

また、グロース株は株価のボラティリティが激しいのが特徴です。リスク許容量が低い人には向きません。

リスク許容量が低いのは普通です。経験を積んで、大きくしていくものです。しかしそれには多大な時間がかかります。

 

ボラティリティ

 

最後にテクニカルでトレードする場合も、チャートの形で投資をするわけですので、基本的にチャートに張り付いている必要があります。

注目している抵抗線や支持線、トレンドラインをブレイクしたら投資判断を変更しなければいけない為、サラリーマンを行いながらという観点からいうと不向きになります。

 

当然株式市場の参加プレーヤーは殆どがプロで凌ぎを削りあっている為、彼らに勝つためには心理的な面だけでなく、知識的、技術的な面でも優れていなければ継続的に勝ち続けることは出来ません。

 

その為、投資歴が長く酸いも甘いも経験し、投資に関する研鑽を欠かさない選ばれた個人投資家のみが長期間勝ち残っていけるということになります。

プロによる運用のメリット

プロによる運用のメリットは料理の例で例えれば、美味しい料理を自分の手間をかけずに提供してくれることです。

 

投資においてプロが個人運用に対して勝っている点は多きく三つあります。

一つ目は知識と、それを実践で使用できる経験です。

 

上で紹介しました通り、バリュー投資であれグロース投資であれ投資手法によらず、知識と経験が必要です。

日本でいえば東大や京大といった一流大学で学び、外資系の銀行で経験を積んだ、一流の長年金融市場で生き残っているヘッジファンドマネジャーの知識と経験はやはり一流です。

 

料理でいうところの調理技術ですね。

 

二つ目はこれが意外に大事なのですが資金力です。

 

一杯お金があれば、買える食材も変わってきますよね。具体的に説明すれば、例えばバリュー投資であれば、注目されていない割安株を買い占めることにより経営に対する提言を行うことが出来ます。

 

例えば、売上向上策や費用削減策、時には次の戦略について提言することもできますヘッジファンドのなかには経営提言能力に優れた半ばコンサルみたいな機能を有しているファンドもあり、企業を内側から変えていくこともできます。

 

他には自社株買いを行い、株式価値を高めるといった直接的な施策を提言し、実行に移させるということもあります。

 

最後はやはり運用を委任しているという、自分の運用を行う場合の調査や心理的疲労から解放されることです。

 

料理の例でいうと、注文をすれば料理がでてくるまで待つだけで、その後の皿洗い等もする必要がないということです。

 

 

先に説明した通り、投資する株価を選定する為には、相応の調査を行わないといけませんし、日々の株価の変動というストレスに常にさらされ続けないといけません。

 

また心理的疲労により損切りするべき時に損切りできないといったような、正常な判断ができなくなることもあります。

 

然しプロであれば、価格変動のストレスは常に味わっている日常茶飯事であり耐性もあり、私情を挟むこともなく判断することができます。結果的にパフォーマンスも良好な結果を残すことができるようになります。

 

これらのメリットを享受する代わりに、その代金をFeeとして払うということですが、ヘッジファンドの手数料の大部分は上げた収益の分から取られる成功報酬型のものであり非常に良心的なFee体系となっています。

 

つまり、出された料理がまずかった場合代金は最低限しか頂きませんという感じの料金体系となっています。(詳細:ヘッジファンドの手数料を細かく解説する)

 

ちなみに投資信託にも「プロ」と呼ばれるファンドマネジャーは在籍しますが、リターンが大きく出せない構造になっています。ヘッジファンドとは大きな違いがあるのですが、その点は他の記事で解説しています。

 

投資信託とは?仕組みをわかりやすく解説!投信販売員が投資信託を買わないのはなぜ?本質をしっかり理解しよう

投資信託で大損するリスクをわかりやすく説明!手数料よりも深刻な利回りの悪さ。 〜投信営業マンの嘘を暴く〜

ヘッジファンドと投資信託を比較!1,000万円を運用するならどちらが良い?投資信託の欠点と合わせて解説

どちらを選択するべきか?

 この問いに対する答えは完全に個人の実力と、投資に割ける時間、目的によります。

時間も十分にあり、昔から投資を行い安定的な収益を出し続けているのであれば、手数料がかからない個人での資産運用が適切となります。

然しながら投資に関して絶対の自信がなく、本業があり、安定的な資産形成を行っていきたいのであれば、ヘッジファンドへ預け入れるのが合理的な選択であるといえるでしょう。

魅力的な新興国投資で資産を大きくふやす!

 

2010年代新興国は成長し続けたにも関わらず、株価は低迷を続けました。結果として新興国株式は非常に割安な水準となっています。

投資で大きな資産を形成するためには時流を捉える必要があります。時期を捉えて魅力的な投資先に資産を投じることで大きな資産を形成することができます。

 

以下では新興国株式投資について研究している筆者の目線で魅力的なファンドをランキング形式でお伝えしています。資産を2020年台に大きく増やしたいという方は参考にしてみてください!

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