こんにちは!航です!
今回は丁度私もその年代ということもあり、30歳からの資産運用という題で書いていきたいと思います。
25を超えてきてから食も細くなり、焼肉は霜降り偏重型から赤身肉に選好が移り、高校時代や大学時代のような若さがなくなってきたなーと最近思っておりますが、人生90年時代でいうとまだまだ折り返しまで10年以上あります。
マラソンでいうと15~20km地点でしょうか。そう思うとまだまだ人生の中では若い部類ですね!(自分に言い聞かせる意味でも)
そんなまだ若い30代が行うべき資産運用について考えてみましょう!
Contents
時間とお金の価値
まず前提として若さというのは武器です。
それは「Time is money」の諺の通り、今の1万円と将来例えば20年後の1万円は同じ価値ではないからです。
経済学部では最初に習うことなのですが、例えば国債や預金という安全資産に1万円を投下すると、翌年には実際はそこまで高くないですが、運用利回を1%とすると1万100円となります。
つまり今現在の1万円は1年後の1万100円と同じ価値ということが出来ます。
安全に運用したとして2%の利回りを確保できるのであれば、現在の1000万円は20年後の1500万円、30年後の1800万円に相当する資産を有していることになります。
然し、文字通り何も資産運用をしなければ、1000万円は1000万円のままです。更にインフレが発生すれば、資産価値は減少していくということなります。
若いからまだ資産運用はいいや、というのは本当に勿体なく若いからこそ資産運用を行うべきなのです。
また、資産運用を早く始めるべきなのは、資産を増やすためだけではありません。
早期に自分の大切なお金を、株式市場、債券市場などに投下することで日々の値動きをチェックすることになります。これは、ダイナミックな経済を肌で感じることができるということです。
金融リテラシーを高めるためにも、資産運用は早く始めるべきなのです。金融リテラシーが低い人は、今の社会ではより「生きるコスト」が高くなってしまっています。自分の身は自分で守るしかありません。
どれくらいの割合を投資に回すべき?
投資をして資産運用する意義についてご理解いただけたところで、では実際どれくらいの割合を投資に回すべきなのかという疑問にぶち当たるかと思います。
まず想像して頂き度いのですが、50代や既に退職をしてしまった場合、中核となる資産を失えば、もう立て直しが聞きません。
然し若い場合、仮に投資で失敗したとしても、その後の労働収入で立て直すことが出来ます。投資の世界では若ければ若いほど、投資にあてる割合を高くすることが出来ます!
若者よ挑戦せよ!ということですね。
一般的に言われるのは投資に充てる割合は以下の式で算出することが出来ます。
投資割合= 100 – 自分の年齢
如何でしょう、感覚的にもあながち間違ってない公式に思われます。
20歳であれば80% (因みに当時私は100%でした)
30歳であれば70%(現在私は80%程度投資に回しています)
40歳であれば60%
50歳であれば50%
60歳であれば40%
70歳であれば30%
80歳であれば20%
つまり
1000万円を保有していたとしたら700万円
2000万円を保有していたとしたら1400万円
3000万円を保有していたとしたら2100万円
を投資に回すことが適正値ということが出来ます。
当然生活にもお金が必要なので、子供の数や家賃とかを鑑みて微調整することは必要でしょうが、大まかにはこのような感じになります。
目指すべき運用利回り
投資に回す割合が決定したところで、どれくらいの運用で回せばいいのかを考えていきます。
30歳時点の家計資産として現実的な500万円、1000万円、2000万円のケースで考えていきたいと思います。
30歳時点の総資産が500万円の場合
先程の公式にあてはめると、現時点で投資に回せる金額は
500万円×70% = 350万円となります。
ここから追加で投資に回す金額が一切追加されない場合、各利回りで回したときの60歳時点の資産は以下になります。
5%で運用:1500万円
10%で運用:6100万円
15%で運用:2億3000万円
20%で運用:8億3000万円
となります。正直、複利の偉大さの管理人も驚いています。
現実的なラインで10%の利回りで回して、更に毎年50万円ずつ投資に回すとします。
するとなんと、60歳時点で1億4000万円となります。
いかがでしょうか?
今350万円投資して、毎年50万円ずつ投資にまわしていくと貯蓄をすればたったの1850万円にしかなりませんが、
10%の運用を行うだけで1億4000万円に到達して老後の資金として十分な資産を確保することが出来ます。
このプランは非常に現実的で、実現不可能なものでは全くないと思います。
30歳時点の資産が1000万円の場合
現時点で投資に回せる金額は
1000万円×70% = 700万円となります。
追加で投資に回す金額が一切追加されない場合、各利回りで回したときの60歳時点の資産は500万円の時の倍になります。
5%で運用:3000万円
10%で運用:1億2000万円
15%で運用:4億6000万円
20%で運用:16億6000万円
何も追加資金を投下することなく、なんと60歳時点で1億円を超えてしまっています!
より安全に7%で回して、毎年100万円を追加投資した場合60歳時点で1億5000万円となります。
つまり7%~10%で回すことにより60歳時点でMillionaireとなることが出来ます。
30歳時点の資産が2000万円の場合
管理人のようなケースですね。
27歳時点で2000万円の資産だったので大体親近感のわく数値です。
私の場合は給与収入を本多静六式の
貯蓄額=手取り収入の4分の1 + ボーナス全額
で実践し更に、大学時代から実践がある株式投資でうまく回してこの資産を築きましたが、なかなか給与所得だけだと難しい数値かと思います。
公式にあてはめて現時点で投資に回せる金額は
2000万円×70% = 1400万円となります。
各利回りで回したときの60歳時点の資産は1000万円の時の倍になります。
5%で運用:6000万円
7%で運用:1億600万円
10%で運用:2億4000万円
15%で運用:9億2000万円
20%で運用:33億2000万円
もうもはや20%で回したときの金額はわけがわからないですね。。然しこれを50年間実践しているのが投資界の帝王バフェット様です。
複利の偉大さが、彼の資産の99%が60歳以降に構築されたものであるということを裏付けているわけです。
話を戻しますと、2000万円の資産を有している場合、7%で運用することで60歳時点で1億円を達成することが出来ます!
更に5%で運用して毎年100万円を追加で投資に回した場合、60歳時点で1億2000万円となります!
つまり2000万円の資産があれば5%~7%で回していけば、60歳時点で1億円を達成することが出来ます!
おすすめの資産運用
上記の考察でみたところ5%~10%の利回りを得ることが出来れば、60歳時点で1億円を達成することが出来ます!
30歳で若いということで、将来自分で運用を行っていくという意思があるのか、将来的にも自身で運用を行わないのかというところで変わってくると思います。
プロに任せる場合
プロに任せる場合に、最初に思い浮かぶのは投資信託だと思うのですが、投資信託は全くおすすめすることが出来ません。
それは投資信託が、結局投資判断が必要で、且つ90%以上が運用利回りマイナスという日本の投資信託の質が大変低いためです。
投資信託で大損するリスクをわかりやすく説明!手数料よりも深刻な利回りの悪さ。 〜投信営業マンの嘘を暴く〜
管理人がおすすめするのは日本のヘッジファンドです。
日本のヘッジファンドの中で、管理人がポートフォリオの主軸としているヘッジファンドでは以下のように素晴らしい成績を収めているファンドも存在しています。
2017年度の運用利回りが20%
創設以来平均利回り10%超
China ShockやBrexit時も10%程度の運用利回りを確保
創設以来マイナス運用はなし
ヘッジファンドといえば、海外のイメージがありますが、上記のように日本には海外の著名ヘッジファンドよりも非常に高い成績を残しているファンドも存在しています。
以下が著名ヘッジファンドの2017年度の成績ですが、上記のファンドの方が優れていることが分かるかと思います。

更にヘッジファンドは絶対収益型なので、一度投資をすればファンドマネージャーに任せておけばいいだけで、投資に関する時間を割く必要はありません。
プロに任せるのであれば投資信託ではなく日本のヘッジファンドに預け入れることをおすすめします。
将来自分での投資も考えている場合
将来自分で投資を考える場合も、いきなり全額を自分で投資することはおすすめしません。
投資をいきなり行うと、上手くいってる時はよいのですが、株価が下落すると損失に耐えられず損切のタイミングを失い、折角の資産を失ってしまうという傾向が高いからです。
また投資にもある程度の理論は存在します。
この理論を学んでから、投資するのと投資しないのとでは勝率が全然異なってきます。
→ 株式投資で稼ぐ必勝法はあるのか?理論株価の決定と確率の高い手法・バリュー株投資で儲ける
このように将来の自己投資を考えている方も、一旦投資予定額の70%程度を
上記で述べたヘッジファンドに預け入れることをおすすめします。
理由は四半期毎に運用レポートが送られてきて、なぜその銘柄に投資したのか、
そして何故そのタイミングで売却したのかという理由が詳細に記載されているからです。
これを毎四半期熟読するだけで、投資のノウハウを勉強することが出来、将来的にも自分で投資を行う為の糧となります。
まとめ
どちらの場合であっても、管理人がおすすめするのは国内の優良ヘッジファンドへの投資ですが、ヘッジファンドの利回りを10%として自身の資産に応じて預入額を調整していくのがよいでしょう。
例えば2000万円を有している場合投資資金は2000万×70%=1400万円で、
60歳で1億円を投資する為の目標とするのは7%なので、
初年度約100万円の運用益が必要です。
ヘッジファンドの運用利回りを10%と仮定すると、1000万円をヘッジファンドに預入れ、残りの400万円を自己投資の勉強にあてる。
といったようにポートフォリオを組み立てることが出来ます。
当然毎年投資に回す元本を増やしていく場合は、更に割合を減らすことも出来ます。
資産と目標とする運用利回りを元にヘッジファンドを軸として考えてみましょう!!
2020年から投資先としておすすめできる投資先を収益性・安定性・将来性の観点から、ランキング形式で紹介しています。

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